2009年08月01日

投票箱・衆議院選「お盆休み返上で作っています」



☆県内業者 静岡市駿河区・向田工業所さん (アルミ製品加工専門店)今や、全国に静かなブームを投げかける「作っても作っても足りない」この時期、全国衆院選の幕開け。
向田 仁社長(48)さんは二代目社長でしょうか・・・
投票箱は以前から余り変化はしていないという印象が強いモノです。しかし・・・

格別な話題となるとも思えないのだが、昨夜の夕刊に3面のトップを大きく飾るフォト付き記事でひときわ目のつくモノでした。

小生にとっては、可成りの印象を感じています。
戦後、間もなく始められた職種とでも言おうか・・・懐かしさが先に立つ板金やさん

ラジオ一台が配給で買う世代は、当時を知らない人たちにとったら、何それ・・・となる

そんな時代に、勿論テレビなんか見たくても無い。戦中は鉱石ラジオなるモノで結構遊んだモノだ。完成品のラジオが無ければ、人はそれを自身で作る努力をする。
小生もそんな一人で、月刊誌「電波の友」「ラジオ科学」なんかを読んで独学で覚えた知識で、組み立てのパーツを買いあさり・・・そんなとき登場したのが向田(ムキタ)さんの板金工場だった国一の信号際の工場で注文したのはついこの間のように思い出す

真空管式の4球~5球くらいのシャーシーは標準パーツで市販されていた。
小生のモノは、学校放送に使うアンプや縦型の大きな箱に組み込んだ電蓄なんかを
作っていて市販には無く、トランスの大きさとか真空管の配置なども注文は特注でした。これは向田さんしか無かった。当時からアルミのプレス加工専門工場でホントに懐かしさと、永く継続されていることに驚きを感じています。

因みに、自作のアンプを静岡市の長田西小に納品したのが一号機です。17歳です。
当時の校長さんは、哲学専攻の袴田校長さんの学校で、後に有度中に転校されました。その後、三洋電機の大型カラーテレビを寄贈。あれから60年も経ちましたが。

こんなことを思い出していました・・・
これからも、斯うした手作り作業の素朴さを生かした事業の存続にも人生を感ずる。

江尻のまっこちゃん 今年の衆議院選は歴史を変えると想う男
  


Posted by 江尻のまっこちゃん at 21:28Comments(0)本物を探そう・・・