2009年01月16日
いじめを撲滅するには、どうしたら良いのだろうか???

☆明日(1月17日)の映画会のご案内です。
◇「かかしの旅」 上映会◇
いじめを撲滅するには、どうしたら良いのだろうか???
小学生の時から、クラスの凄まじいいじめにあっていた一人の中学生が、如何に強く自立していくかと言うことを描いた素晴らしい劇映画です。
この作品が、現代の子供環境を考える上で、
指針になれば幸いです。
「君の場所はきっとあるよ」そう繰り返し私は言いたい。
原作者の言葉 稲葉 真弓さん
「かかしの旅」を書いているとき絶えず脳裏に浮かんでいたのは、一人の少年の遺書だった。鹿川 裕史君、当時13歳。1986年2月、彼はこう書いて自ら命を絶った。
「俺だってまだ死にたくない。だけどこのままじゃ"生きジゴクになっちゃうよ"」いじめを主題にした「かかしの旅」は、私自身にとっても応えの見つからないしんどい仕事だった。
この作品は、ある「夜回り先生」への取材から生まれた。この先生の真摯な闘いが私の心を動かし、「救いの光」のようなものを見せてくれたのであった。
主人公の卓朗も、一人の教師を小さな「救い」として、町で知り合った傷ついた者同士のふれ合いから、思いがけず「青空」が開ける場所に到達する。たまたま私は、映画の舞台となった外山でのロケを拝見させてもらったが、彼らがたどり着く「おばあちゃんの家」がなんとも素晴らしいユートピアに見えたことか。
豊かな自然と、刻々と色を変える夏の空。そこは彼らの終点ではない。
むしろ長い長い人生の、先の見えない出発点だ。
しかし彼らのこのささやかな出発を祝福しないで、なにが「未来」といえるだろう。
最後に、私は言いたい。どうにもならなくなったらあ、逃げて良いんだ!
でも、絶対死んじゃいけないよ。いつかはきっと青空が見える日が来るはずだ。
だから約束して欲しい。今日を「生き抜くこと」を。
「かかしの旅」 上映会 (上映時間 1時間30分)
開催日 09年1月17日(土)
開場 午後2時 上映 午後2時30分
会 場 しずぎんホールユーフォニア
入場無料 入場整理券が必要です。
整理券は往復ハガキで下記にお申し込み下さい
先着順、定員になり次第締め切らせて頂きます。
申込先 主催 静岡県人権・地域改善推進会
〒424-0082 静岡市葵区安東1-12-9
お問い合わせ 電話 054-270-3511
後援 静岡県教育委員会 静岡市教育委員会 JA静岡中央会 JA静岡市
静岡市子供会連合会
共催 静岡県人権啓発センター
江尻のまっこちゃん 若者の命を大切にしたいと願う男